背中ニキビと普通のニキビの違いとは

背中のニキビ

背中を中心に首や肩、胸など身体のいたるところにできてしまう赤いぶつぶつ。これらぶつぶつは一般的に「背中ニキビ」や「身体ニキビ」と呼ばれます。しかし、これらニキビは一般的に多くの人がニキビと聞いてイメージする思春期におでこや頬にできる普通のニキビとはその原因自体が異なります。そのため、厄介な背中ニキビを治すためには普通のニキビとは違う正しいケアを行う必要があります。

そもそも「背中ニキビ」と呼ばれる赤いぶつぶつの原因は、毛包炎と呼ばれる皮膚の病気です。このあまり聞きなれない「毛包」というのは、毛穴の更に奥にある体毛を囲んでいる皮膚組織の名称で、別名「毛のう」とも呼ばれる部分です。そしてこの毛包に黄色ブドウ球菌などの細菌やマラセチア菌などのカビが侵入し繁殖してしまうと炎症を起こし、赤いぶつぶつである丘疹、いわゆる背中ニキビができてしまいます。つまり、その原因は菌だけでなくカビである場合もあるのです。さらに、その丘疹が化膿して膿をもつ膿疱ができることもあるので赤いぶつぶつができたときには早めにケアを行うようにしましょう。また、一般的にその症状が起きやすい背中がその総称として使われることが多いですが、肩や首、胸、太もも、お尻などにも同じ症状が出ることがあります。注意しましょう。

一方で、普通のニキビの原因の多くは毛穴の詰まりと皮脂にあります。具体的には、肌のターンオーバーが滞った肌が過剰な皮脂を発生してしまうことがその元凶になっています。そのような状態の肌は、過剰に発生した皮脂をうまく排出できず蓄積させ続ける悪循環に陥り、その皮脂を栄養素とするアクネ菌が増殖してしまうことがあるためです。そしてその結果炎症を起こしできてしまう尋常性?瘡と呼ばれる発疹こそが普通のニキビの正体です。なお、この尋常性?瘡が背中や胸にできることもあるので、背中にできた赤いぶつぶつは毛のう炎と尋常性?瘡が混在している可能性もあります。